ドラッグストアで働く際に役立つ登録販売者という資格をご存じでしょうか?ここでは、ドラッグストアで働く際にメリットのある登録販売者とはどのような資格なのかを紹介します。
これからドラッグストアで働こうと思っている人や登録販売者を取得しようと思っている人は、ぜひ参考にしてください。
ドラッグストアで役立つ資格は登録販売者
登録販売者は「登販」とも呼ばれ、取得するとドラッグストアで第二類や大三類の一般用医薬品に関する情報提供やアドバイスができる資格です。
ドラッグストア以外でも、コンビニエンスストアやECサイトで活躍できます。
登録販売者としてドラッグストアで働いた場合、仕事内容としては品出しやレジ業務のほか、合間に薬に関する情報提供やアドバイスを行います。
ドラッグストアには薬剤師もいますが、薬剤師は登録販売者が扱えない第一類一般用医薬品を含めた医薬品全般を扱うことが可能です。
登録販売者の資格があると、無資格のときにはできなかった業務に携われるようになります。お客様の悩みを薬の知識により解決したときや責任者に出世したときに、大きなやりがいを感じられるでしょう。
アドバイスなどを行うことが増えるため、人と話すことが好きな人や悩みを解決したい人は、登録販売者に向いています。
ドラッグストアで役立つ資格の登録販売者を取得するには
ドラッグストアで勤務する人に役立つ資格である登録販売者はどのように取得するのでしょうか。
登録販売者になるには、ペーパー試験である登録販売者試験に合格する必要があります。登録販売者試験では、医薬品の特性、人体の働き、薬に関する法規など幅広い知識が出題されます。
試験全体で7割以上正解していることと、それぞれの項目で4割前後正解していることが合格の条件です。難易度の高い資格であるため、しっかりと勉強することが重要です。また、市販のテキストで独学することもできますが、勉強が難しいと感じた場合は社会人スクールで学ぶのもおすすめです。
ドラッグストアで働きながら勉強している人は、ドラッグストア主催の勉強会に積極的に参加するようにしましょう。登録販売者試験に合格すると、都道府県に申請をし、知事の承認を経たのちに登録販売者として働くことができます。
まとめ
今回は、ドラッグストアで持っていると有利になる資格である登録販売者について紹介しました。登録販売者を持っていることで、できる仕事の幅がぐんと広がります。
これからドラッグストアで働こうと思っている人で、転職活動を有利に進めたい人は登録販売者の取得を検討してみてください。