ドラッグストア店員の仕事内容とは

ドラッグストア

どの町や地域でも、必ず目にするようになったドラッグストア。その数は全国で25,000店以上(2024年8月時点)ともいわれ、いまや普段の生活に欠かせない存在になっています。誰しも一度は利用したことがあると思いますが、そこで働く店員の仕事内容は一体どのようなものでしょう。スーパーやコンビニと違う点、ドラッグストア店員に求められる能力、という2点からご紹介いたします。

スーパーやコンビニと仕事内容が違う点2つ

一つ目は、ドラッグストアは、一般用医薬品を取り扱っていることです。これは第一・第二・第三類医薬品の3種類があります。この中でも、第一類医薬品は、薬剤師でなければ販売することができません。そのため、ドラッグストアには必ず薬剤師がスタッフとして在籍しています。第二・第三類の医薬品は、薬剤師もしくは登録販売者による販売が可能です。

二つ目は、客からの質問に答えることが多いことです。これは、医薬品やサプリメントなど、健康に関わる商品を販売していることに起因しています。体調不良の方が買い物に来ることも多いと思います。そんな時に、この医薬品で合っているか?と聞かれることがありますので、薬剤師や登録販売者は、きちんと対応することが必要です。

ドラッグストア店員に求められる能力は?

ドラッグストアには、老若男女を問わず、幅広い客層の人が来店してきます。そして、健康に関わる商品が多いため、有資格者でなくとも、スタッフは客に声をかけられることが多い小売店です。そのため、幅広い客層に対応できる、コミュニケーション能力が必要とされます。

ドラッグストアは、医薬品から日用品、化粧品から食品など、商品数も非常に多いです。その商品の在庫や発注を管理する、商品管理能力も求められます。品出しや商品陳列だけでも量が多いので、体力もあったほうが望ましいでしょう。

最近では、外国人の来客も珍しくありません。スーパーやコンビニでしたら、言葉が通じなくてもレジ会計するだけなら問題はないでしょう。しかし、ドラッグストアのように、質問や相談など求められる場合には、英語などの他言語も話せるほうがいいでしょう。

まとめ

現代人の生活に欠かせないドラッグストア。身近にあって、普段から何気なく利用していますが、そこで働く店員は、さまざまな能力を活かして仕事をしています。

自分が働くのは難しいかな、と思う人もいるかもしれませんが、医薬品を扱わないスタッフであれば、資格がなくても働くことができる仕事です。店舗数が多く、働き口としても求人はたくさんあります。

働きながら資格をとることも可能ですので、興味があれば、応募や問い合わせをしてみるといいかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました